banner

ニュース

Feb 09, 2024

ヒ素10,000リットル

北海道の掘削現場で、高濃度のヒ素を含む水約1万リットルが漏洩した。

蘭越町の地熱資源調査の掘削現場で6月下旬、蒸気が噴出し始めた。 その後、現場で採取された水サンプルから高濃度のヒ素が検出された。

掘削を行っている日本企業は現在、汚染水を別の場所の井戸に移送している。

しかし、三井石油開発は日曜日、貯水池に保管されていた約1万リットルの汚染水が北海道庁所有の山林に流出したと発表した。

同社関係者らによると、このオーバーフロー量は、毎日地中から蒸気の形で噴出している水の約0.5%を占めているという。

また、漏洩した水中のヒ素濃度は、農業用水の取水場所3か所で測定したところ、農業用水の許容量よりも低いことが判明したとしている。

同社は漏水の原因について、水を別の場所に移送するために使用されるパイプラインのバルブが開いているはずだったが閉じられていたと説明した。

今月初めにも汚染水があふれた。 同社関係者らは、バルブが閉じられた理由を究明し、現場の運営に細心の注意を払うと述べた。

共有