蒸気からヒ素が検出され、北日本の井戸がセメントで満たされる

三井石油開発は、北海道の掘削現場でヒ素を含む蒸気が漏れていた井戸を封鎖したと発表した。

蘭越町の井戸からは６月２９日に蒸気が噴出し始め、これまでに１９人が健康被害を訴え、地熱資源調査の掘削現場周辺では樹木が変色するなどの被害が出ている。

同社は冷却水を使用することで蒸気の流出が大幅に減少した後、先週の木曜日に井戸に小石とセメントを充填し始めた。 作業は月曜日の朝に完了しました。

同社は来月にも専門家らとの会議を開き、健康と環境への影響を詳細に分析する予定だ。

地元の農家は農作物に対する風評被害への懸念を表明している。

三井石油開発は近隣住民や関係者に迷惑と心配を与えたことを謝罪した。 同社は今後も協議を続け、問題解決に向けて全力を尽くすとしている。